妊婦検診について| 岡山市の産婦人科はくにかたウィメンズクリニック

妊婦検診について

妊婦健診を受けましょう

健康な赤ちゃんが生まれるには、お母さん自身の健康がとても大切です。良いお産をする為にも、定期的に妊婦健診を受け、妊娠出産に関する小さなお悩み不安に思う事までお気軽にご相談ください。

検診を受けるめやす

・24週までは4週間に1回
・24~36週は2週間に1回
・36週以降は1週間に1回

当院では分娩を扱っておりません。そのため、分娩施設についてはご本人やご家族の意向を伺いながら、責任をもって適切な施設をご紹介いたしますので、安心して受診してください。
また、当院は岡山大学病院の「周産期オープンシステム」に参加しています。

周産期オープンシステムの実際

①妊娠20週頃までに一度、当院からの紹介状をもって大学病院の産婦人科を受診してください。最初の受診の際は、月・水・木・金の9時から12時の間でお願いします。診察を受け、分娩予約をしていただいたあと、助産師や担当職員が必要事項を説明し、分娩施設を案内していただけます。
②妊娠中の検査結果は、当院からの紹介状に記載しているため、同じ検査を繰り返すことはありません。
③一度、大学病院を受診したあとは当院で健診を受けてください。
④妊娠36週以降は、大学病院で健診していただきます。
⑤妊娠中に妊娠高血圧症候群、糖尿病、前期破水、胎児発育遅延などの合併症がおこってきた場合は、大学病院での管理に移ります。
⑥分娩予約をされた妊婦さんが、妊娠中何か問題が起こった場合に当院の医師が何らかの理由で都合の悪い場合(夜間など)は、いつでも大学病院を受診できます。
⑦大学病院で行っている母親学級、両親学級などに自由に参加できます。
⑧産後の一ヶ月検診は、大学病院でも当院でもどちらでも受けられます。

周産期オープンシステムにより患者さんが得るメリット

①妊婦健診は当院を含む、お近くの病院・産婦人科医院で手軽に受けることができます。
②設備やスタッフのそろった大学病院で分娩することにより、分娩時に何か起こった時も、多くのスタッフや関係する科の先生がいるので安心です。
③妊娠中も産後も何か起こった場合、当院、大学病院のどちらでも受診できるので二重の安心が得られます。

妊婦健診の流れ

問診
尿検査(蛋白や糖が出ていないかを検査します)
血圧測定(蛋白尿とあわせて妊娠中毒症の早期発見につながります)
体重測定
腹囲・子宮底長計測(子宮の大きさを見るため測ります)
超音波検査(お腹の赤ちゃんの異常の有無、発育状態を調べます)
助産師指導(妊娠経過に応じた保健指導を行います)

妊娠初期の検査

妊娠初期に行う検査は、親子手帳をお持ちであれば無料券を使用して一部無料で受け取ることができます。(有料のものもあります)

・血液型検査
・梅毒血清反応検査
・B型肝炎抗原検査
・C型肝炎抗体検査
・エイズウィルス抗原抗体検査
・血液検査(血糖、貧血など)
・子宮頚部がん検診(細胞診)

などがあります。
※希望により、トキソプラズマ検査、風疹抗体検査などを行います。